普段滅多に使うことは無いけど、オートサロンやモーターショーなどの
室内イベント撮影時での外部ストロボは必須アイテム。
更に縦撮り用ストロボアジャスターブラケット、併せてオフシューコードなんかも買ったりして、
万全の体制で東京モーターショーに挑んだのが去年の話。
ちなみになんで純正ストロボではないサードパーティーであるシグマを買ったのかというと、
たかだか年に数回しか使わないのに高価なペンタックス純正AF540FGZは必要ないし、
誰でも使える簡単お任せP-TTL機能が使えれば安価なシグマ製がお買い得。の、ハズだったが
・・・P-TTL全然使えねぇ~!!
結果的にどうしてP-TTLが使えなかったのかというと、これまたサードパーティー製である
オフシューコード(Flash GearのオフカメラTTLコード)との相性が悪かったらしく、
正常にP-TTL調光が出来なかったのだ。
じゃあオフシューコードを経由せずに直接カメラにストロボを取り付けて撮影すれば
P-TTL機能が動作して誰でも簡単にコンパニオンのお姉さんが撮れるじゃん。
・・・なんて言うほど室内イベントでの撮影は甘くなかったのも事実。
何故かフルオートおまかせP-TTL設定にして撮影すると露出アンダー。
こういうのを補正してくれるのがP-TTLなんじゃないの?壊れてるの?使い方間違えてる?
そこでググってみると、ペンタユーザーは外部調光式でもマニュアル調光がデフォとのこと。
マジっすか。
今までストロボの使い方は勉強していなかったので、あわててEF-530の説明書を読む。
まずMODEで【M】を選択。
これはまぁ良いとして、次に【SEL】ボタンを押して発光量を選択。
1/1でピコピコ点滅しており、-ボタンを押すと2・4・8・16・32・64と分母が変化する。
どうやら1/1だとフル発光。1/64にすると光が弱くなるんだろう。
◆マニュアル発光での適正露出は次の計算式で割り出せます。
フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(m)=絞り値(F)
・・・へっ?
なになに?意味分かんない。どゆことー?
そういや説明書の一番後ろの方に数字の書いてある表があったけど、あれか?

色々とググってみたところ、どうやらこのガイドナンバー表の見方のポイントとして
1:17mm 24mm 28mm・・・105mmと書かれてあるのはズーム位置で35mm換算となっている。
すなわち24mmはAPS-C換算の16mm、105mmは70mmって事。
2:1/1・1/2・・・1/128はストロボのパワーレシオ。要は発光量だね。
3:(ISO100・m)ってのはISOの感度係数。
ISO100は1、ISO200は1.4、ISO400は2・・・と係数があるらしい。
では実際にガイドナンバー表を見ながらストロボ設定を行ってみる。
例1
レンズのズーム位置が70mm。撮影対象の距離がおよそ5mぐらい。絞りはF5.6。ISOは100に設定。
撮影対象距離5(m)×ISO100(1)×F5.6=28
この28というのがガイドナンバーの値となる。
そこで再びガイドナンバー表を見るのだが、レンズのズーム位置を70mmにしていると
仮定しているので、105mmの欄を見る(105mm=APS-C70mmだからね)
先ほど計算した28という値に近い数値を探すと「26.5」という値が1/4の欄と合致する。
なのでズーム位置70mmにして絞りF5.6、ISO100、撮影対象の距離が5m程度と仮定すると、
ストロボパワーレシオ(出力)は1/4に設定すれば、だいたい適正露出が得られるという計算になる。
ではモーターショーやオートサロンでコンパニオンのお姉さんをバストアップ撮影時に常用する
レンズ位置50mm(単焦点)、撮影対象距離3m、ISO200、絞りF5.6の場合はどうなるのか計算すると、
3(m)×1.4(ISO200の感度係数ね)×F5.6=23.52(GN)
APS-Cで50mmは35mm換算70mmぐらいなので、70mmの欄を見る。
そのまま目を下に追っていくと、23.52に近い値は「22.5」が1/4となっているのでその数値に設定。
例2
今度はストロボ出力を設定した場合、どれぐらいの距離まで光が届くのかを計算すると、
望遠70mmで出力1/2(GN37.5)、ISO200、F値5.6のときは
37.5×1.4(ISO200)÷5.6=9.375m
この設定で約9mぐらいは光が届くことになる。9mって結構距離あるよね。
・・・とまぁ机上の計算ではそれで適正露出が得られるワケだけど、実際にオートサロンに行ってみると
これが全然当てにならない。というかブースごとにライティングが違うので、最終的に出力調整は
現地合わせが必須となってしまった。
長くなったので実践結果は明日。
