奥さんと藤沢に行く用事があったのでラーメン二郎の湘南藤沢店に初訪問。
藤沢駅の北口から歩いて10分ほどでお店に到着。
店の前に並んでいる人が少ないので大して混雑していないのか?と思いきや、
なんと店舗内に20人以上の待ち行列。
店の中に行列を作るとか町田のぎょうてん屋を思い出したよ。
歩道にあるパイロン列に並んだのが12:20頃。
それから10分ほどで店員に「こちらに並んで下さい」と店先に案内される。
しばらくすると列が進み券売機前で食券(ラーメン690円)を購入。
スモジのように「少なめ」食券があるのかと思いきや、通常サイズしか無かった。
同行している奥さんに食べきれるか聞いてみると「普通なら余裕」とのこと。
(過去に1度1人で藤沢二郎に来たことがあって完食したらしい)
スモジの場合は店内に5人ほどしか並ばないので余計にそう思うのだろう。
ただ殺伐としたスモジと違って藤沢店は全体的に和やか。
女性同士やカップル客は言わなくても横に並んで座らせてくれるのと、
「多かったら残して下さいね」と優しいアドバイスがある。
並び列が後半に近づいてくると「食券を見せて下さい」と言われるので、
そのタイミングで「麺固め」なり「麺少なめ」という注文を入れることができる。
この時に「野菜」「ニンニク」等のトッピングを言うのは二郎ルールを知らない素人か
店内の張り紙をよく見ない洞察力の無い人だろう。
テーブルに着いたのは13:20頃だったので、1時間近く待ったことになる。
この時に店の入口にある給水器から水を注ぎ、必要ならレンゲを取りに行く。
なお、着席してからラーメンが出てくるまでの待ち時間は非常に短い。
タイミングが合えば着席して2~3分で出てくる。
これが湘南藤沢店のラーメン二郎ですか。(追加トッピングは一切無しの「そのまま」)
スモジの野菜はモヤシが多めに感じるけど、藤沢はキャベツとモヤシが半々。
ブタは野菜に隠れてよく見えない。盛りつけはブタをチラリと見せるスモジの方が良いかな。
さて肝心の味。
スープは甘目でちょっとぬるい。乳化も少なめ。
ただ奥さんはスモジのスープがしょっぱいと言っていたので、この味はアリだそうだ。
そしてこの甘さならばニンニクを入れてもらった方がパンチが出て美味いかも?との意見。
甘いのは卓上のカネシを入れて調整できるけど、スープ温度がぬるいのは残念。
麺はデロ麺ではなくプリッっとした食感で美味い。
そしてスモジに比べると明らかに量が多い。パッと見は少なく見えるけど減らない。
なるほど、確かに女性客に「残しても良いですよ」とアドバイスするワケだ。
ビックリしたのはブタの大きさ。
1枚はバラ肉ロール、もう1枚は腕肉(切り落とし部分?)だった。
ロール肉はオレの苦手な脂身が多くて残してしまったが、腕肉は絶品。
スモジの神豚に引けを取らないホロホロ具合。しかも分厚い。恐らく2cm近くある。
噛むと繊維が千切れるのでパサつき具合は皆無。これはホントに美味かった。
お土産用の豚があったら買ってたね。
最後に湘南藤沢店の感想だけど、接客が実に丁寧で店内も和やかな雰囲気。
女性客同士や女子高生までもが並んでいるのも納得。
奥さんが1人でもすんなり入れた理由も分かる。
二郎というと殺伐とした印象だったが、藤沢店で覆された感じだった。
・・・というワケでラーメン二郎の初心者は湘南藤沢店がオススメです。