B&Bというのはベッド&ブレックファーストの略で朝食の付く簡易な宿泊施設という意味らしい。
無駄を省いた施設なので格安で泊まれる代わりにアメニティ類は一切なし。
客室内にはタオルもなければ浴衣もなし。歯ブラシもコップもなし。ティッシュすらなし。
(館内着やバスタオル類はフロントでレンタル可能。館内着+バスタオルセットの料金は500円)
もちろんユニットバスも無いのでトイレは共同、お風呂は大浴場となる。
またインターネット回線も引かれていないので、PC作業をする人はモバイルルーター必須。
L-03EにBICSIMを入れた回線(ドコモ網)だとバッチリ繋がるけれど、他のキャリアはどうなんだろ?
新品価格
¥22,000から (2014/11/11 07:37時点) |
今回の宿泊プランは「平日限定 絶品イタリアンの夕食付♪お得旅行の決定版!」という
1泊2食付きで1名3,950円という激安プライス。(朝食付きプランだけだと2,500円)
なお夕食は小涌園 箱根ユネッサンの会場になるため無料シャトルバスで移動した。
徒歩だと10分ぐらいと言われるが、寒いのでバスでの移動がオススメ。
館内の簡単な説明を受けた後、自室に向かう。
案内された客室は3F。
エレベーターがあるのかと思いきや全て階段。とにかく階段が多くバリアフリーではない。
どことなく研修施設っぽい雰囲気。古めかしさはなく清潔感はある。
客室内は実にシンプル。何もないとは言え冷蔵庫とテレビ、エアコンはある。
部屋のスイッチは入口右手にある棚の奥。最初はどこにあるか分からなかった。
ドアを開けると玄関があり靴を脱いで入室。床はフローリングとなっていた。
出窓はちょっとしたテーブルになっていて、そこの上にノートPCを置くことが可能。
なんとなく自宅の部屋っぽい作りなので、妙に落ち着く。
ただドアが薄いので廊下で立ち話をされると非常にうるさい。
客層は若いカップルと年配の女性客が目立った。
ガテン系やサラリーマンの姿はあまり見なかったな。ファミリー層もチラホラ。
各フロアにある洗面台にはシャワーヘッドがあるので朝シャンも出来る。
またフロアによってシャワー室もあるため大浴場に入るのが面倒な人は手早く済ませられるのも良い。
温泉大浴場の時間は15時から深夜1時までと朝6時か9時まで。
時間帯によって男女風呂の入れ替えがある。
大浴場にはシャンプーにリンス、ボディソープが常備されていた。浴槽はそれなりに広い。
館内は自動販売機が豊富で色々とある。
アイスクリームは210円、ジュース類は160円と観光地価格。
ビールは350缶で260円、500缶で380円とこれまた観光地価格。
小涌園の入口にコンビニがあるので酒類は事前に調達するか、もしくは小田原のスーパーで
買い込んでおくのが賢い選択かも。
電子レンジも用意されているので安く泊まりたい人は弁当類を温められる。
今回プランの目玉であるイタリアンの夕食はユネッサン3Fにあるイタリアンレストラン
「アンティパスタ」で食べることが出来る。
アンティーズセットというメニュー表に書かれたパスタ類から好きな品目を1つ選ぶ。
パスタ以外にライスコロッケ、サラダ、トースト、デザート、ソフトドリンクが付く。
ちなみに通常時の料金は1,728円。
前菜にパスタ、デザートにドリンクが付き、しかも宿泊料込で3,950円はやっぱり安いわ。
朝になると焼き立てパンの良い香りが館内に漂う。
朝食は第1会場と第2があるがパンが置いてあるのは第1のみ。
パンだけではなくホットコーヒーとアップルジュースのサービスもあり。
牛乳が飲みたい人は自販機で購入するのも良し。
パンの種類は豊富だがミニサイズなので全種類をひとまず食べてみる。
個人的に気に入ったのはクリームのパンとパイ生地のピザパンみたいなの。
秋の行楽シーズンに入った箱根。昼間は紅葉狩りにユネッサンで温泉三昧を楽しみ
夜は寝るだけならば間違いなくBBパンシオンはお得だと思った。