製造年月日を見ると2007年製のとあり耐用年数10年越え。そりゃ車検も通らないわな。
よって新たにタイヤ購入するべく町田のタイヤ安売王(ヤマシタタイヤ)に行ってきた。
この店はネットやSNS(みんカラ)でも評判が良く、外見がハウルの動く城みたいで有名なタイヤ屋。
現在履いているタイヤがPOTENZA RE050でサイズは215/55R17。
ポテンザほどスポーツ系ではなくてオススメを相談するとTOYO PROXES Sport(プロクセス・スポーツ)が
コミコミ64,800円、横浜ADVAN FLEVA V701がコミコミ71,000円と教えて貰う。
カタログのサイズ一覧を見るとプロクセスSUVには215/55R17があるがSportsには指定が無いので、
SUVと間違えているのかと聞いてみたら「表には載ってないけど実際は作っている」と教えて貰う。
そこで価格.comでプロクセススポーツ(225/55R17)を調べると1本12,423円。
フレバV701は215/55R17で1本15,300円。
工賃の表示が無いのでタイヤ価格から算出すると、プロクセス4本49,692円から64,800円を引くと工賃は15,108円。
フレバ4本61,200円から71,000円を引くと工賃9,800円と約5,000円の差額となった。
目先の支払金額の安さよりタイヤ本体価格を加味した方がお得なので、ADVAN FLEVAの購入を決定。
店先には廃タイヤが山積みされて町工場っぽい独特な雰囲気が入店を躊躇させるが、怖いことは一切なし。
色々と気さくに話しかけてくれる若社長に腰の低い社長が良い人過ぎる。
作業は1時間ぐらいで終わるので上で待っているように言われたのでタイヤ展示場の見学。要は在庫置き場だね。
黒板に書かれたタイヤの限定特価表を見るとミニバン系が多く、あとは軽自動車用。スタッドレスもある。
主に扱っているのはミニバン専用タイヤのトランパスMPZ、軽自動車はブリジストンのネクストリー。
SUVはジオランダー。スポーツ系はやはりプロクセスとフレバ。
一般的なサイズ(195/65/15・205/60R16~)は一通り在庫があった。なお価格は工賃と廃タイヤの税込み表示。
(※在庫サイズが無くても1週間程度で用意してもらえる)
1時間は手持ち無沙汰なので作業の見学をしても良いかと聞くと快く了承してもらう。
若社長が「ビートを落としたらこれだよ。経年劣化すると表面だけでなく内部も割れてるね」と見せてくれた。
まさかこんなにひび割れていたとは思いもよらず。今回のタイミングでタイヤ交換して良かったと痛感。
ところでタイヤなんて新しいのに組み替えて終了だと思ったが、バランス調整も入っているのね。
その様子を見ていると、せっかくホイールに入れたタイヤを何故か外して再び組み込んでいるので理由を聞くと
「簡単にウエイトを入れて調整するのではなくベストな場所を探せば少ないウエイトで済む。
タイヤの向きで変わる」とも教えてくれた。
更にはホイールも綺麗に磨かれ、ハブの汚れ取りに油差しまで行ってもらう。まさに至れり尽くせり。
単にタイヤを安く売るだけでなく、評判通り丁寧な作業をする職人の店だと改めて実感。
「神奈川 タイヤ 安い 持ち込み」で検索し、最安値タイヤを買って専門ショップに持ち込み交換する前に、
まずは「町田 タイヤ安売王」に電話相談してみることをオススメします。