【MDFを再起動】マンション内のインターネットが繋がらない事例

2018/10/07

雑記






我が家のインターネットに繋がらない現象。

結論から言えば、ひかり電話ルーターの故障でもNTT側の回線不調でもなく、マンション内の共用HUB故障でもなく、各階段で分配するMDF(主配線盤)の暴走だった。

ちなみに我がマンションの配線方式はLAN配線方式。
一般的には光回線もしくはVDSL方式なのだけどLANはマイナーな方式なのだとか。
まぁ構造的にはLANもVDSLも違いはさほど無い。
単にLAN配線(LANポート)を各部屋に取り回しているか、電話配線(モジュラージャック)を取り回しているかの違いだと思う(VDSLはメタルだからケーブル品質に左右されるけど)

ただLANもVDSLも同様に外から光回線を通ってマンション内のPTに接続され、そこからMDFを経由してHUBに繋がり、その後は直接各部屋に配線が通っているものだと思っていた。

なので過去に事例のあったHUBの熱暴走でインターネットが不通になった場合は一度電源を落としての再起動で再び復旧するパターンが殆どであった。
しかし今回は再起動しても復旧せず、HUBが台風による瞬電で壊れてしまったのかと思いきや、マンションの管理人が「過去に階段に設置してあるMDFを再起動して直ったケースもある」と一言。
一緒に居たNTT業者の人も「7割方が再起動で復旧する」とも言っていた。

・・・え?階段にもMDFがあったの?
てっきり地下の共用電源室だけで管理していると思ったら違ったの??

というワケで管理人が階段のMDFを再起動。すぐさま部屋に戻って確認。
だがしかし、我が家のひかり電話ルーターは「登録」ランプは点滅のまま。
やっぱり共用装置が壊れたんだな。残念。

そう思いつつ管理人に報告に行こうと最後にルーターをチラ見したら、今度はランプが点灯している。
あれ?見間違いか?と思ったが、PCにてルーターにアクセスすると今度はちゃんと出来る。

おおぉ~!なんだか分からんけど繋がるようになったじゃん。
そのままプロバイダ設定を打ち込んで無事にインターネットが繋がるようになった。

でもなんで?とルーターの障害ログを見てみると、なんとファームウェアをアップデートして登録ランプが点灯しなかったと判明。マジカヨー!
確かに新しいひかり電話ルーターを送ってきてもらって初めて動かしたんだもんな。
しかもRT-400MIなんて2011年の古いモデルだし、そりゃファームウェアも更新するわな。

いやはやMDFはずっと1つだと思っていたけど各階段にも設置してあったのね。
全然知らなかったよ。ただ管理人いわく停電や瞬電等で暴走するのは問題があるので近い内に新しいMDFに交換する手はずを取るとも言ってくれた。
ひとまずこれで一安心かな。
ちなみにインターネット回線速度は以前と変わらず80Mbps出ていたので概ね満足だね。


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