【赤パッド】VTRのブレーキパッドを交換した

2019/05/28

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目視確認する限りVTR250のブレーキパッドが随分と磨り減っていたのでフロント及びリアを交換した。

ちなみに現在の走行距離は9,900km。1万kmを目処に考えれば交換にはちょうど良い時期だろう。

購入したのはデイトナの赤パッド。
25年前、NC29に乗っていた頃もコレを使ったていたが未だにあるのね。まさにロングセラー。
フィーリングとタッチの良さと制動力は言わずもがな。


なおVTRは片側2ポットなので交換は非常に楽チン。

フロントは新品赤パッドと比べて半分ほどの減り。
目視ではギリギリだと思ったのに意外と余裕があったな。

ひとまず汚れたピストンをクリーナーで洗浄したら中まで押し込む。

ピストン戻しツールなんて専門工具もあるけれど、250ccバイク程度のブレーキキャリパーであれば
別に無くても手でグイグイとピストンは押し込めるので問題なし。
ただし中途半端に押し込んだ状態ではキャリパーは組めてもディスクに挟み込めないので奥に押し込む。

あとはパッド裏に薄くグリスを塗ったら後は元に戻すだけ。
注意すべきは上部リテーナー(写真の赤丸)のツメに引っかけることと、下部のパッドスプリングを
忘れないこと。
コツとしてパッドが動かないようにピンで仮止めしておくと簡単に作業ができる。

続いてリア側。
こっちはかなり磨り減っていて危険な状態だった。交換に気が付いて良かったよ。





フロントには無かったがリアにはプレートが付いているので間違えて捨てないように。

またリア側のピストンは思った以上に重いので力が要る。
押し込むのはキャリパーとピストンがツライチになるぐらいまで。
じゃないとフロント同様にパッドは組めてもディスクが挟み込めないのだ。

最後にキャリパーを戻すのだけど、このとき写真の赤丸部分のゴムブーツが引っかかりやすいので
マイナスドライバーを使って位置合わせを行いながら組み込む。これが一番手間だったかな。

一通り作業を終えたらブレーキの効き具合をチェックするのだけど、交換した直後は油圧が届いていないため
レバーを握ってもスカスカなのでマジで注意。まぁいきなり走り出す人は居ないだろうけどね。

今はまだ交換したばかりでアタリが出ず効きが悪いけど、100kmも走って気が付いたら「握った分だけ効く」
というフィーリングが実感できることでしょう(多分)










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