【新品タイヤ皮むき】ヒビ割れを早めようがコケて怪我するより全然イイ

2019/07/18







昨日タイヤ交換を終えた我が愛車スペイシー100。

昔、TDR80でタイヤ交換した直後に調子に乗って走っていたらコケたことを思い出したのと
新品タイヤは離型剤が塗ってあるので非常に滑りやすいと聞いていたので、皮むきを終えるまで
慎重に運転しようと思った矢先、会社を出たすぐのカーブで危うく転倒しそうになった。

いや、めっちゃ滑る。マリカのバナナ踏んだぐらいの勢い。
リアだけならともかくフロント側がツルッっと滑るのはかなり恐怖。
幸いアクセルは開けておらず惰性で曲がっていたので良かったよ。開けてたら確実にコケてた。

それから交差点とカーブを曲がるのが怖くなり、普段ノーブレーキで突っ込んで曲がるところも
確実なブレーキング。スローイン・スローアウト。それでも全体的に滑っている気がする。
直進で車体を左右に振りながら走ってみると、ツルンツルンとした操舵感がある。

これマジで怖いわ。急の付かない模範的な安全運転でもビビるわ。
そこで「新品タイヤ 滑る」で調べると「皮むきはクレンザーが良い」という動画とブログを発見。

ただこれは賛否両論あるみたいで「本来タイヤの持っている油分も落とすのでひび割れを早める」
「交換後に滑るのはタイヤが暖まっていないだけ」なんてことも言われていた。
・・・でも確かにタイヤを触るとセンターは良いけどサイドがテカテカ状態。
これが剥離剤なのか硬化防止剤なのかは謎だけど、触って滑るのであれば走って滑るのは当然かも。
何もやらないよりマシと思ってタイヤ表面についた油分を食器用洗剤(JOY)で落とすことにした。


写真の上が洗う前で下が洗った後なのだけど、見た目正直あまり変わらん。
水が弾ける面積としては大差ない。
しかし今度はしっとりしたゴムの抵抗がある。洗う前と後では全然違うよ。雲泥の差。

実際に走ってみると明らかに昨日と違う安定性。
ツルツルした路面を走っている不安定なフィーリングではなく、ちょっと寝かせてもあまり怖くはない。

ちなみにセンターはともかくサイド部分の皮むきは駐車場でバイクを寝かせ気味に円を描くように行った。
個人的に左側に立って円を描くよりも右側に立って円を描く方が難しかったな。
一部では洗うことに対して「油分も落とすのでひび割れを早める」「油分は走れば自然に落ちる」
「洗ってもグリップ力は変わらない」なんてあるけど、いやいや、新品タイヤは洗った方が良いわ。
クレンザーで洗うとグリップしやすいってのも使い古したタイヤの話ではなくて、離型剤が塗ってある
テカテカ新品タイヤと洗って落とした新品タイヤとの違いでしょ?そりゃ断然、洗った方がグリップ出るわ。

・・・というワケで、「例えゴムのヒビ割れを早めようがコケて怪我するより全然イイ」と知ったよ。

ただ皮むきはともかくタイヤの慣らしは必要なので、50kmぐらいは寝かせ気味にしない模範運転だね。












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