【ふくふく】繁盛の理由は凍結レモンタワー効果だけじゃない@桜木町

2019/07/19

外食







桜木町駅の地下街ぴおシティB2Fにある立ち呑み処「ふくふく」に行ってきた。
訪れたのは金曜日の17時半頃。
超人気の立ち飲み居酒屋なので満席は当然、外待ちも覚悟と聞いていたが運良く前の客と入れ替わりで入店。
ホントにこれはタイミングだよね。我々の後すぐ5分後には再び外待ち行列が出来ていたし。

店内は狭くカウンターには最大12人が肩寄せ合って入れる感じ。
サラリーマンからカップル、おっさんず、女性同士グループと多種多様の客層。1人客も意外と多かった。

料理はメニュー表から選ぶのも良いが、カウンター短冊メニューの「刺盛(500円)」がオススメ。
いや、これは必須でしょ。1人でのチョイ呑みならばツマミはこれだけでも大満足だと思う。


・・・というワケで注文は「凍結丸ごとレモンサワー(400円)」「刺盛(500円)」「ハムカツチーズ(350円)」

凍結レモンサワーは別名レモンタワーと呼ばれいわゆるインスタ映えドリンク。
見た目の通りスライスレモンが重なって冷凍されたモノがタワーのようになっている。
注文時に何も言わないとシロップが入ってくるので甘め。スッキリを味わいたければシロップ無しだね。

なおシロップ無しは単なる焼酎の水割り。レモンは入っているがレモンの風味はせず。
またレモンタワー以外にも「何があります?」と聞けば「グレープフルーツ」や「キウイ」の他に
「スイカ」が出ることもあるそうだ。

ちなみに凍結レモンは200円で中身(焼酎原液)のお替わりが可能。
レモンタワーが崩れてグラス内に溶けるまで3杯から4杯ぐらいまで飲める。
だいたいのお客はタワーが崩れるまで飲んでから会計するので、タワーの様子が退店の目安となる。
要はまだレモンが凍結された状態だと少なくとも1時間は待たされるが、レモンが溶けてグラスに入った状態だと
そろそろ退店が近いと分かる。
立ち飲み屋なので何時間も長っ尻する客は少ないけど、希に空気が読めない客が店員に退店を促されることもある。

ところで刺盛はこんな感じ。シェアなんてしない。1人で1皿を堪能する。
種類は「今日の刺身」に書かれたラインナップの他にタコと子持ちイカが入って全部で6種類。


極厚のマグロブツに子持ちイカまで入って500円は激安。注文必須メニューなのも納得。
ボリュームも凄いが鮮度も抜群。これにご飯と味噌汁を付けたら刺身定食だよね。

続いてハムカツチーズ。
6枚のミルフィーユ状になったハムの間から濃厚チーズがデロリと溶け出している。
衣は厚いがザクザクしたお菓子のような食感でスッキリしたレモンサワーがこれまた進むんだわ。
卓上にソースなどの調味料はあるけど、添え付けのカラシで食べる方が美味いな。

勢いが付いたのとレモンタワーが溶けないので「カツオ刺(300円)」と「マグロ中トロ(500円)」を追加する。

立ち飲み屋なのと値段が安いので味も鮮度もお察しレベルかと思ったが、出てきたのを見て驚いたよ。
単にインスタ映えレモンタワーだけで客を寄せているワケじゃない。
料理のクオリティと安さに納得して行列が絶えない店になったのだと実感した。こりゃ近ければ通うわ。












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