『城門ラーメン』-三浦海岸|とろみと生姜で身体ポカポカ

2019/12/17

外食






三浦市は三浦海岸沿い(R134)にある「城門ラーメン」に行ってきた。

訪れたのは平日の14時頃。
ちょっと遅いランチタイムだったにも関わらず店内は賑わっている。
見ると地元民らしき年配の方や家族連れが多く、サラリーマンはチラホラ。
三浦海岸という場所的に土日は海に遊びに来る人やサーファーなどが多いのだろう。

なお、店の入口扉に「平日大盛りサービス(11~15時)」と書いてあるが
卓上メニューには載っていないので、目ざとくチェックしておくことをオススメ。

店内の様子はラーメン店というよりも昭和テイスト溢れた喫茶店っぽい作り。
なんだか妙に落ち着く。目の前の海を眺めてコーヒーを飲みに来るのも有りだね。
しかもコーヒー1杯180円と安いのだ。

・・・とはいえメニューはラーメンがメイン。
店の雰囲気的にナポリタンとかあったりして?と見たけど、あるのは焼きそば。


お得なセットとしてランチタイムに限らず各ラーメンにハーフ炒飯が付いたメニューあり。
単品でハーフチャーハンを頼むと450円だがセットだと350円になる計算だね。

注文したのは「城門ラーメンとハーフチャーハンセット(1,100円)」の無料で大盛り。
細麺か太麺か選べるので太麺をチョイス。常連らしきが麺を硬めで頼んでいたので出来るっぽい。

とろみの付いた卵とじスープは激アツ。迂闊に飲むと火傷するので注意。
具材は挽肉がゴロゴロ生姜もたっぷり効いてる。アクセントとしての刻みザーサイもイイ。
なるほどサーファーが海で冷えた身体を温めるのに愛したというのも納得。
食べていて身体がポカポカしてくるのが分かる(尋常じゃ無い暖まりに夏場は厳しいかも)

太麺はとろみのあるスープにバッチリ絡んでくる。というか付いてくる。
麺同士がくっついて玉になるのもしょうがないのかね。大盛りはかなり多くて麺が減らない。
ハーフチャーハンを付けなくても良かったかもと食べている途中で後悔。

炒飯は単品との差別化があるのか卵とチャーシューというシンプルな具材。
味はいわゆる化調の効いたパラパラ系のもの。やや薄味かも。

麺を食べ進むと不思議とスープのとろみが消えて穴あきレンゲで挽肉をすくって食す。
最初は美味いのだが、少し味が物足りなく感じてくるため卓上にある酢を入れて味チェン。
なんだか揚州商人の酸辣湯っぽい。っていうかラー油があったら酸辣湯だよ。

ただし残念ながら卓上にはラー油はない。あったら確実に入れていたね。
ラー油を入れたらおそらく「ピリカラ城門ラーメン」の味と似てしまうのだろう。
でもラー油あったら良かったな~餃子を頼んだら一緒に付いてきたのかも。

ところで城門ラーメンは1979年創業で今年40年なんだね。
40年間もこの地で海水浴客やサーファー達の身体を温めていたと思うと感慨深いね。











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