イメージ的に9月中旬から11月上旬ぐらいまでが戻り鰹のシーズンだと思ったけど、温暖化やら黒潮大蛇行やらで少し早まったのかね?
戻りガツオは初鰹に比べて脂が乗ってコッテリ濃厚、特に腹側は脂ノリノリ。背中側はどちらかというとサッパリ。どうせ食べるなら旨味ある腹側・・・と言いたいところだけど、腹側は稀に寄生虫(アニサキス)が潜んでいることもある。
ま、そんなリスクも考えて自分が選ぶのは専ら背側。何故か背中側にはアニサキスは居ないのだ。また背中側だって戻りガツオであれば写真のように多少は脂だって乗っている。
柵の状態だと分からないが切ってみると脂ギラギラ。コテッっという濃厚さではなく、全体的にクドさを抑えたマイルドな味わい。これは飽きずに食べられる。また血合いが少ないのもイイ。
醤油に漬けると脂が滲み出す。それを実家で採れたニンニクスライスを乗せて食べるのが最高なのだ。
中国産やスペイン産だとそのまま乗せて食べると辛味が強いが、国産は香りとピリ辛な感じが絶妙。もちろん変な青臭さが無いのでカツオの味をスポイルしない。やっぱりカツオは美味いな~
ホントに戻りガツオなのか?と疑ってしまったけど、この脂の具合は初鰹とは別物だね。
背側だけどカツオの脂の美味さを十分に堪能しました。