味覚と眺望の宿「ホテル南海荘」に宿泊
宿泊プランは「南海荘スタンダードプラン」
部屋タイプは和室10畳(BT付き)大人1名1泊2食付きで12,500円(入湯税込み)
そもそも1名での宿泊の場合は「和室10畳」か「訳あり洋室ツイン」しか部屋が取れないっぽい。
平日の宿泊にも関わらず宿泊客が多くて夕食も2部制。また客層は年配の方が殆どでカップルやファミリー層はほぼ皆無。やはり緊急事態宣言もまん延防止も出ていないことと、更にはワクチン3回目接種済み特典である「千葉とく旅キャンペーン」の恩恵が大きいのだろう(たぶん)
案内された客室は511号室。禁煙の和室10畳部屋(BT付き)
部屋は多少の古めかしさはあるも綺麗で掃除も行き届いている。ただ室内風呂とトイレは玄関の脇にあるのでスリッパを履いて行くスタイル。まぁ風呂は温泉があるので入らないし、トイレの中には別にスリッパが用意されているので裸足で降りちゃったけどね。あと洗面台が昭和感が満載。ナショナルの文字がレトロすぎた。
アメニティは1名での宿泊でも2名分用意されており、しかもサイズが合わなければエレベーター横に各サイズの浴衣が用意されている配慮。
そういえばコロナ感染対策で客室の布団敷きは基本セルフとなっていた。希望があれば18時までにフロントに言えば敷いてくれる。せっかく旅行に来たのだから布団敷きのサービスを受けたいというのも分かる。呼ぶのも面倒だし自分で敷いちゃったけどさ。
館内施設は基本的に少ない。
メインは売店とゲーセン、そして温泉ぐらい。カラオケは個室ではなくカラオケ処(いわゆるカラオケスナック的な)となっていた。
あとアルコール自販機はなく売店でしか売っていない。しかも売店は20時にクローズ。もしも買い忘れたなら徒歩10分の場所にある「スーパーおどや」に買い出しだね。ただし閉店は21:30なので注意。
夏季限定でプールもあり。プールサイドが狭いのでレジャーシートを敷くには大変かな?
温泉は男女入れ替え制。入れ替え時間が一般的な早朝ではなく22:30~23:00の間となっていた。ちょっと残念なのは露天風呂がないこと。せっかく客室内はオーシャンビューなのに露天が無いっての勿体ないな。しかし位置的に風呂が1Fにあるので目隠しとか考えると眺望は難しいのか。だけどせめて気分的に露天は欲しかったな(その代わりの屋外足湯なのかもしれない)
夕食バイキング
「17:30~19:00」「19:30~21:00」2部制の総入れ替え。(通常は18:00~19:30)
やはり時間が重なる順次の入場制よりも総入れ替えの方が手つかずの料理が撮影できて良いわ。それと席は自由では無く指定席となっている。会場の詳しい様子はyoutubeに載せているので写真は一部のみ。
ところで売りの海鮮網焼きバイキングなのだけど、種類はエビ、はまぐり、サザエ、ホタテの4種。ただねぇホタテ以外はすべてボイル済みなのよ。サザエやハマグリは既に肝が取ってある状態。
食べやすいっちゃー食べやすいが、網焼きの醍醐味であるグツグツ煮え立つのが見れないのは残念だった。説明書きには「身の周りが沸騰したら食べ頃」なんて書いてあったのにね。
確かに苦みのある肝は人気ないだろうし砂が混じっている場合もあるし、結果はオーライだったのか?
あと自分で作る寿司&海鮮丼はネタがちょっと微妙で水っぽい。本日の刺身である「わらさ」や「なめろう」は鮮度抜群で美味かったのにさ。
なめろうと言えば「さんがピザ」なんてのがあって、要は「なめろう」を焼いたのが「さんが焼き」なのだけどマヨネーズ感が強すぎた。そういやブログを書いていて思いついたのが網焼きで食べたホタテの貝殻の上になめろうを乗せて焼いたら、さんが焼きになったろうな。やれば良かった~
ちなみに気に入ったのは山菜釜めし。これはマジで美味い。おこげは付かないけど絶妙な塩加減なんだよな。やっぱ炊きたての米ってのは美味いぜ。あとチョコレートフォンデュのチョコが濃厚。
やはり時間が90分ってのは良いよ。釜飯を炊く余裕もあるし、なによりゆっくり食べられるもんね。
朝食バイキング
全体的に和食が中心。あとタマゴを使った料理が多い。自分は卵アレルギーだから食べるモノがかなり制限されちゃったよ。ライブキッチンはオムレツだし。
たださすが網焼きを売りにするホテルだけあって、朝からアジの干物を卓上で焼けるってのは良かった。これまた脂が乗ってて美味いのだ。それとクロワッサン。やけにサクサクと思ったら近くにあるオーブンで焼いてたわ。これも良かったな。
1名12,500円と高めの値段設定。露天風呂は無いしカラオケも無し。飲み放題も無しで伊東園と比べると割高な感じも否めないが、料理のクオリティは断然良く、夜は客室の電気を消して太平洋に浮かぶ星空が見られる絶好ロケーション。リピーターが多いのも納得のホテルだと思ったよ。