えびそば一幻に行ってきた
場所は新千歳空港国内線ターミナルビルの3F。北海道ラーメン道場内の店舗に含まれる。
ちなみにラーメン道場は全部で10店舗。どこのお店もそれなりに人気で並んでいるが、えびそば一幻に限っては際立って行列が出来ているかなりの人気店。
この長蛇の列に1時間以上の待ちを覚悟したが、店員さんいわく「15分ぐらいで入れますよ」とのこと。
すると言われた通り15分ほどで席に案内されたのだが、後にその理由がよく分かった。
えびそば一幻のメニュー
麺は太麺と細麺があり太麺をチョイス。また海老感を感じたいなら「えびみそ」よりも「えびしお」の方が濃厚なエキスを味わえるとのこと。またスープは2種あって「そのまま」はストレートに海老の風味が生かされたもの。「味わい」は海老と豚骨をブレンドしたもの。
注文したのは「えびしお(900円)太麺 そのまま」
まずスープを飲んで思った感想は「ぬるい」
動画を見てもらえば分かるけど、湯気が全く立っていないんだよね。特に麺を持ち上げているシーンなんて背景が黒っぽいから湯気が目立つだろうに、全く見えないよ。
確かに温度が低いほうがエビのエキスも香りも強く感じるだろうし美味しいとは思うけど、正直、エビ味が濃厚というほどではなくコクも弱めで全体的にマイルド。海老の持つ独特なクセが無いのでガツンとした海老の風味は良く分からなかった。もっと「エビ臭ぇ~!」となると思ってたよ。
しかしお店の回転率が早いのはスープがぬるいので直ぐに食べ終わるという理由があったのね。もっとも熱々だったら時間がかかるもんな。特に子連れのお客も多いので配慮しているのかも。
太麺はムチムチした歯応えだけど、コシが弱いというかやや伸び気味。周りの注文を聞いていると細麺で頼む人が多かったので、もしかしたら細麺の方が良かったのかも?
おそらくスープがアツアツでエビ独特のクセがガツンと来る味だったら個人的な評価はもっと高かったが、やはり「ぬるい」のは微妙だね。「まずい」とは思わないけど「美味い」とう感動も無かった。
もしかしたら訪れが日が混雑していたため、回転率を上げるのにたまたま温度の低いスープで提供していたのかもしれないけどさ。行列が出来る美味しいと評判があっただけにちょっと残念だったかな。
なので本店のある札幌の一幻は美味しいのかもね。もしくは千歳空港店も日を改めたら美味しいのかも・・・たぶん。