本日より奥さんは実家のご両親と義姉との4人親子水入らずで箱根旅行。
そこで今夜は息子と晩飯だったのだが、珍しく「ラーメンを食いに行きたい」と言うので行きたい店はあるかと聞くと、相模大野駅前にあるラーメン屋(家系ラーメン武骨家)に行きたいと言う。
どうせ家系ラーメンを食べに行くなら「クックら」を考えたが、息子がリクエストする店が武骨家であれば、黙ってそれに従うのも親の務め。チェーン店だからとか関係ないのだ。次の機会にクックらを勧めれば良いのだ。
・・・というワケで武骨家の豚骨醤油ラーメン。好みオール普通。
器のサイズは小さく量も控えめだけど、終日ライスが無料なので物足りなさを補うことは出来る。
スープはデフォルトでも油が多めでコッテリ。いわゆる店でスープを炊かないセントラルキッチンのクリーミーポタージュ系。
醤油感及びコクは弱め。いわゆる万人受けするだろう無難な味わい。
中太ストレート麺は適度にムッチリ。普通でもやや硬めの食感。スープよりも麺の方が熱々。
啜って食べると言うよりもモシャモシャと咀嚼して食べるタイプの麺だね。
途中、息子に「ニンニクを入れての味変」を教える。
最初は味見程度に少しだけレンゲの上にニンニクを落とし、レンゲの中でスープと一緒にかき混ぜてから全体に混ぜて食べると美味しいよ。と、やり方を見せると「なんだこれ!うめぇ!」と驚いていた。
話を聞くと過去に何度か奥さんと2人で武骨家に来たことがあったそうで、そのときはニンニクの存在を知らずに食べていたそうだ。
思えば自分も千葉のド田舎でずっと町中華ラーメンしか食ったことが無く、就職で横須賀に来て初めて家系ラーメンを食ったときにニンニクでの味変を知って衝撃を受けたもんな。その衝撃をいま息子が味わっていると思うと感慨深いものがあったな。
続いて「ライスをスープに浸して食べても美味しいよ」と見せる。
人によってはライスの上にスープをぶっかけて雑炊にして食べるパターンもあるが、自分は茶碗が汚れるのがイヤなのでレンゲに入れて少量ずつ浸して食べるのが好きなんだよね。ま、これは人それぞれだけどさ。
それを真似した息子が「これはヤバイ。ハマる」と一言。
町中華ラーメンではやらないが、何故か家系ラーメンでは許される?ラーメン雑炊。間違いなく美味しいよね。
帰り際にも「今日一番の収穫はニンニクを入れることと、ラーメン雑炊だったわ」「近いうちに1人でまた食べに行きそうでヤバイ」と喜んでいた。
なので今度は「クックら」に行って本場の家系ラーメンの味を教えてあげよう。
ただスープがしょっぱいので、自分は味薄めで注文だな。