弱ステロイドで治す脂漏性皮膚炎。ただし再発しやすい。

2022/11/23

病気



去年ぐらいから目の付け根と瞼、両方の小鼻、そして首に謎の湿疹が出来ていた

カサカサと乾燥しており、たまに強い痒みが出る。
特に首は、突然、痒くなって掻きむしって気がついたら血が出ることも。

最初のうちは乾燥肌だろうとニベアやワセリンを塗っていたが、一向に治る気配なし。

数年前に皮膚科で貰った「アルメタ」というステロイドを塗ると、一時的には改善するけど完治には至らず。また気が付いたらカサカサとなり痒みが出る。

もしかしてアルメタが効かないのか?


確かにアルメタはステロイドの中でも弱めのモノ。だけど顔面に強めのステロイドなんて塗ったらヤバい。
というか、過去に間違えて腕に塗る強いステロイドを瞼に塗ってしまいムーンフェイスになった苦い経験あり。

続いて過去に貰った「ロコイド」なるアルメタと同じ程度の弱さのステロイドを塗ってみるも、同様に一時的には改善されるけど完治せず。

ステロイドが効かないってどういうこと?・・・というワケで、地元の皮膚科に行ってきた。


結論から言うと「脂漏性皮膚炎」という診断


まぁ予めネットで症状を調べていたから、なんとなくその診断が出るよなぁ~とは予想していたのだけど、やっぱりそうだったか。

ちなみに皮膚科にて脂漏性皮膚炎になる要因を聞くと、圧倒的に「ストレス」が原因と言っていた。あと稀に体質による遺伝もあるとか。
ストレス以外にも「飲酒」「睡眠不足」「野菜不足」などの要因もあるとのこと。

ちなみに脂漏性という漢字から脂ぎったベトベトな状態を想像するけど、実際は赤くなったりカサブタが出来るのが特徴。痒みは人それぞれで無い人も居る。

参考までに、医療費は初診料込みの診察台が1,250円。薬代は1,210円。

治療方法だけど、ひとまずステロイドを混ぜた軟膏を塗って様子見

顔(顎から上を顔という)には「クロベタゾン酪酸エステル軟膏0.05%(テイコク)」という弱めステロイドとスレンダム軟膏1%を配合されたモノを1日2回塗布。

首には「ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルクリーム0.05%」の強めステロイドと尿素クリーム10%(フジナガ)が配合されたモノを1日2回塗布。

それと一応、ロラタジン錠10mg(EE)というアレルギーを抑える薬を7日分。

これらを試してみて、改善されないようであればアトピー性皮膚炎に効く非ステロイドの「コレクチム」を試してみる方法もあると言っていた。

と、いうのも、顔にステロイド軟膏を漫然と使い続けていると副作用で赤くなったりニキビが出来たり、皮膚が薄くなる副作用があるため、経過の長い人は非ステロイドでコントロールするそうだ。

しかし今までアルメタやロコイドを塗っても改善されなかったのに、新たなステロイド剤を塗ったところで治るのかねぇ?

ただ今回のは軟膏と混ざっているので保湿成分というか、塗った後でもしばらくシットリしているってのはある。
直接ロコイドなどを塗ったときは5分ぐらいで乾いちゃっていたもんな。

そう考えると、なんとなく効きそうな感じもしないでもない・・・かなぁ?

あと首に塗るベタメタゾンだけど、これは塗った後にヒリヒリするんだよね。薬が効いている証拠なのか?それともハードなステロイドの効果か?
こっちはひとまず様子見だな。っていうか、首は「脂漏性皮膚炎」って言われなかったな。

最後に皮膚科で貰った脂漏性皮膚炎の治療方法についてのペーパーを読むと



1:睡眠は7時間とるよう努力


2:ビタミンBの多い野菜を摂取

(野菜とは温野菜で加熱しないと食べられないもの。例えばほうれん草や小松菜、ブロッコリー、サヤエンドウなど葉菜類で、サラダで食する生野菜とは異なる)

3:石鹸、シャンプー、リンス、毛染め、美容院、化粧品が要因ではないので自由に使って良し


4:皮膚炎が悪化したら、その時に薬を外用する(常用しない)


5:脂漏性皮膚炎が2度と出来ないようにすることは不可能。再発しやすい。


やはり一時的には治るけど完治はしないのか。

そういや皮膚科の先生が脂漏性皮膚炎を完治させるには「ストレスの無い生活」と、しきりに言ってたけど、そんなの無理だわ。生きていれば、なんかしらストレスはあるもんな。

例えば電車に乗って隣に臭い人が座ったり、スーパーのレジでずーっと小銭を探している人の後ろに立って待ったり、飲食店でクチャラーが隣に座ったり、オナラを我慢したり・・・などなど、ストレスが無い生活は無理だよね。

取り敢えず、新たに貰った薬を塗布して様子見って感じかな~





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