「焼き鳥には一味だなぁ」と、実家に帰ったときに父親が言うので「自分は一味や七味よりカラシ派だわ」と、辛子を付けて食べる姿を見て驚いていた。
確かに自分も昔は一味なり七味などの唐辛子派だったが、地元である相模大野に今は無き「ほがらか」という1本60円で焼き鳥を提供する大衆酒場があり、そこで焼き鳥を頼むと練り辛子が付いてきたのが始まり。
最初は焼き鳥にカラシ??と訝しげに思っていたけど、食べてみたらこれまた実によく合う。七味のヒリヒリした辛さでは無くカラシのビリッっとした辛さが鳥皮やモモ、ぼんじりなど特に油っこい部位がサッパリと食べられるんだよね。もちろんレバやハツなどもアリ。
・・・いわゆるステーキにワサビやカラシを塗るのと同じ感覚かな?
とりあえず騙されたと思って食べてみてよ?と勧めるも、やはりカラシよりも一味が良いとのこと。まぁ人それぞれ好みはあるからね。
関係ないけど、らっきょうの近くに添えられた緑の物体は春菊の酢味噌和え。
母親にレシピを聞くと「茹でた春菊を微塵切り」「味噌(大2)、酢(大1)、砂糖(大1)を加えて鍋でトロミが付くまで煮詰め」「最後に春菊を和えるだけ」
春菊のほろ苦さに酢味噌の甘酸っぱさがマッチして、ついついお酒が進んじゃったよ。