台湾製のロード&クロスバイク用フロアポンプ「SIG-FP006」を買って失敗したか?と焦る話

2023/12/11

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ロード&クロスバイク用(自転車)の空気入れを買った

購入したのは「高圧フロアポンプ(SIG-FP006)」というモデル。

・・・というのも今まで普通のママチャリ用空気入れを使っていたのだけど、正直、かなり適当に空気を入れて乗っていたんだよね。タイヤの接地面と両脇を指で押して硬かったらOKみたいな。それでも普通に乗れるしあまり気にしていなかった。

だけどママチャリ用だと英式から仏式アダプターに付け替えないとダメってのと、20年近く使い込んでホースにも亀裂が入りガムテープでグルグル巻にして使っていたこと、なにより空気を入れるレバー(持ち手)のネジが折れて空気を入れづらかったことから新調することにしたのだ。


最初は何も考えず安いママチャリ用の空気入れを買うつもりだったけど、よくよく調べるとエアゲージの付いたロードバイク・クロスバイク用を買わないと適正な空気圧が分からないということが判明。

そもそも適正な空気圧ってどれぐらいなんだ?とタイヤを見ると「Bar/550-690kPa」と書いてあった。

ふーん、それがどれぐらいの空気圧なのかよく分からんが、どうせならエアゲージの付いたモデルを買ったほうが長く使えるもんな。しかも英式から仏式アダプターを変換しなくても良いってのもイイじゃん。更にはボールや浮き輪用の細長いアダプタも付いてくる。


使い方はバルブに付いた切り替えスイッチで「英式(ママチャリモード)」と「仏式・米式(ロードバイクモード)」に切り替えるだけ。またエアゲージを見ると最大11Barまで入るらしい。

・・・で、さっそく使ってみたのだけど、なんだこれ?途中まで空気を入れるとバルブが抜けちゃうじゃん。

最初は良い感じに3barぐらいまで入っていくが、途中でバルブがスポンと外れてしまい空気が全然入ってくれないのだ。もしかして不良品か?とAmazonレビューの星1つ評価を見てみると「仏式に使えない」「仏式で使うと高圧でロックが外れる」「バルブがはまらない」「高圧に近づくと空気が抜ける」というレビューあり。

マジっすか。まさにそのとおりじゃん。

ただ途中までは空気が入るので、無理に適正値(550-690bar)まで近づけず、300barぐらいで妥協するか?と思ったけど、それだとタイヤがフニャフニャなんだよね。

いや~この空気入れはハズレだったか・・・と落胆するも、何度かチャレンジしていて分かったことがある。

どうやらタイヤと空気入れの距離が近いと途中でバルブがすっぽ抜けてしまうのだ。

なので少し離れた位置に空気入れを持っていくとバルブが抜けずに適正値まで空気が入るのだと知る。だいたい写真ぐらいの位置まで離れて入れると抜けないのだ。
近すぎるとバルブの付け根とホースの付け根がカーブした状態になり、そうなると抜けちゃうんだよね。ストレートにすると大丈夫。

調子に乗ってというか、ちょっとシュコシュコした程度で簡単に750barぐらいまで入るのね。ただタイヤがカチカチになってパンクが心配なので適正値MAXの690よりチョイ下の640barで様子を見ることにした。
しかしクロスバイク用タイヤの本来の硬さってこんなに硬いのね。今までいい加減に入れていたのが良く分かったよ。そしてメッチャ乗りやすくなった。というかタイヤの転がり方が全然違う。それまでもスーッと走っていたけど、更にスーッと走るようになったわ。






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