【採血5回】人生初の治験に行ってきた

2019/11/03

雑記







人生初の治験に行ってきた。

治験と言っても試験薬を飲んだり投与されるガチなものではなく、自分が行ったのはトクホ食品臨床試験。
いわゆる健康食品モニターの治験。

まず事前スクリーニングとして身長、体重、血圧、採血、問診の5項目を受ける(過去ブログ参照
時間にして僅か40分程度で謝礼が5,000円。
自分的にはスクリーニングだけで本試験はあまり興味がなかったんだよね。
というか、そのときに「本試験は2回行われ、ビジホに前泊。5回の採血あり」と言われていたので、
5回の採血(2週連続で合計10回)は結構辛くないか?落ちたらそれで良いやと安易に考えていた。

・・・結果、電話にて合格の連絡あり。
採血が多いので断っても良かったけど、謝礼5万の魅力に惹かれてOKしてしまった。

流れ的には治験の1週間前に書類が送られてくる。
内容は排便や飲酒等の有無、朝昼晩の食事内容の記載を日誌に記入。

正直、食事内容を明確に記載するのが一番めんどくさい。
しかも来週にも治験があるので2週間とも同じ内容の食事を取らないといけないのだ。
自分は手っ取り早く、朝はパン、昼はコンビニ弁当、夜は外食メニューにした。

そして治験の前日。都内の某ビジネスホテルに夕方集合。

・まずは飲食物の持ち込みが無いかを受付で確認される(当然間食は一切禁止)
・次に夕食と称した弁当と水を渡されるので、指定された時間内に飲食する。
・全て食べたかを確認するため弁当容器は回収される。
・その後は自由時間。ただし外出は禁止。自分的には出張に来ている感覚だね。酒は飲めないけど。
 持ち込んだノートPCでネット三昧しておねんね。

翌朝7時に起床。8時にロビー集合。
今回参加したモニターの人たちと一緒に某雑居ビルに移動。
テーブルが用意され2名1組で座らされる。隣の人と治験ペアってことね。
・最初に体重測定、採血、脈拍、血圧、問診
 面白いのは採血の方法。今後はペアの人と時間を合わせて同時に採血するのだ。 
 10秒前からカウントダウンが始まり「今」のタイミングで採血。 
 血を抜いている時間的には僅か10秒程度だけど、針が太いのか下手なのか微妙に痛い。
 ただ同じ腕を使うのではなく左右に分けて行うと言われた。当然、同じ場所を刺すことも無し。
・続いて朝食と共に水溶性の試験食品を摂取(試験食は二重盲検法で行われる)
 簡単に説明すると2名ずつ見た目は全く同じの食事を同時取って、片方はトクホ成分のあるモノで
 もう片方は成分のないモノ。ただし自分がどっちを飲んでいるのは分からない。
 よって「あ、自分トクホ飲んでいるから身体に良いかも」というプラセボ効果が見込めないので、
 純粋にトクホ効果の有り無しが分かる。
 しかもスタッフもどっちがトクホ食品か分からず、仮に試験後に本人にも教えてくれないのだ。
・食事の後は採血待ち。
 待っている間の私語厳禁、携帯通話禁止。更には居眠り禁止。
 なんで寝たらダメなのか謎だけど、居眠りを見かけたらスタッフが声を掛けてくる。
 それでも繰り返し寝てしまうなら別室に移動させると言っていた。
 暇つぶしのスマホ、小説、本は必須だね。一応、待機会場には新聞や雑誌が用意されている。
 更にはDVDを流してくれる(ただ自分の採血時間に退室なのでガチでは見れないけど)
・採血は試験食品を摂取した2時間後、3時間後、4時間後、6時間後と朝イチのを入れて合計5回。
 初回に比べて2回目以降はあまり痛くない。スタッフも慣れたのかね?    
 
最後に次回スケジュールの予定表と昼飯(軽食)が配布されて、ひとまず今回の治験は終了。

感想だけど、一番気にしていた5回の採血は初回のみ痛いだけであとは殆ど痛みはなし。
とある治験ブログに「途中でリタイアする人が居る」なんてのを読んだことあったが、5回程度じゃ
リタイア者は居ないのね。まぁそのブログは1日20回以上とあったもんな。
今回は採血待ち時間をひたすらDVDを見て過ごすだけの実に楽な治験で良かったよ。

再び来週も同様の工程で治験を受けて終了。
時間は拘束されるけど、それで現金支給の謝礼5万だったら次もまた受けても良いかな?













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