当初は奥さんに貸し出す用で購入したDC-GF9。
基本的に写真を撮るのは好きだけどカメラ本体には全く興味がない人、例えば我が奥さんみたいに「写真が撮れれば良い」という考えの人はボディをあまり丁寧に扱わない。まさに道具として使っているのでレンズを交換する際も気を使わず、挙げ句はカメラケースに入れるのも億劫と言う。本人曰く「撮りたい瞬間を逃す」とのこと。まぁそれはそれで分かる。
だったら新品ではなく丁寧に扱わなくても惜しくない中古カメラを買えば良かったな・・・とヤフオクを見ていたところ、WレンズキットのDMC-GF2W-Wを発見。
レンズは単焦点14mmと標準ズームの14-45mmのセットが付いたもの。
自分は20mm(H-H020)の単焦点を持っているけど、14mm(H-H014)も気になっていたんだよね。特に最短撮影距離が0.18mと20mmの0.20mより若干近いので飯フォトに良さそう。
・・・というワケで1万円チョイで落札。
出品者いわくカメラに興味が無いとあったのでレンズ内のチリとかイメージセンサーの汚れとかの記載は一切なし。どんな状態で届くかは運任せ。
ひとまず届いたカメラを検証するとボディや液晶の汚れやドット抜けは一切見当たらず。全体的に状態は悪くない。14mmのレンズキャップが無かったが代わりにレンズフィルターとインナーフードが付いていた。更には予備バッテリー付き。これは嬉しい誤算。ってかホントにカメラの興味がない人だったのかね?
レンズの状態を見ると前玉と後玉に気持ちチリのようなゴミが付いていたが、レンズペンで拭いたら取れたので良し。
単品で14mmを買っても落札相場は6,000円なので当たりだったな。
続いて14-45mmの標準ズーム。
こちらは後玉の外側にコート剥がれのような場所があるが、写りには特に影響は無かった。前玉は問題なし。一応、標準ズームは12-32mm(H-FS12032)があるけど奥さん的にはもう少し長い距離が欲しかったと言っていたので良しとしよう。
ちなみにシャッター回数はどれぐらいだろう?と、以前に試したPanasonic隠しコマンド(サービスモード)で調べてみると、僅か3,283ショット。
電源を入れたのは436回とかなり少ない。やっぱりカメラに興味のない人の出品だったのだろう。いやこれ当たりだわ。最後にイメージセンサーの汚れをチェック。
F16
F11
上の方に僅かなゴミが付着していたのでペッタン棒で除去。そのまま絞って撮影するとF22でかなりの汚れが浮き出るがF16まで絞ると多少、F11では殆ど確認できず。
ただペッタン棒で掃除しても出てくるので、完璧に掃除するなら湿式クリーニングキットを使うべきだろう。前回の「ペッタン棒でも取れないゴミ」ブログでも書いたようにやっぱり1つぐらい買っておくべきかな。
ヤフオクでのカメラ購入は当たり外れがあると聞くので保証書付き以外は敬遠していたのだけど、今回はたまたま運良くラッキーな商品に当たったんだね。